ダントツに男性よりも女性が多い職業として歯科衛生士が挙げられます。歯科衛生士は、単純な歯科医師のサポート業務をするのが仕事ではなく、虫歯や歯周病など歯に関連するトラブルを予防するのが主な仕事です。歯科衛生士は国家資格であり、資格を取得しないと歯科衛生士にはなれないため、一度歯科衛生士の資格をとってしまえば、同じ歯科衛生士として転職しやすい仕事だと言えます。歯科衛生士に女性が圧倒的に多いのには理由があります。実は歯科衛生士は以前は歯科衛生士法により女性しか取得できない資格でした。その後歯科衛生士法附則第2項によって男性も歯科衛生士の資格を取得できることになったのです。このような経緯から現在でも歯科衛生士といえば女性が多いのです。歯科衛生士は転職に有利な資格ではありますが、国家資格だけあってその取得過程は容易ではありません。通常は歯科衛生士を養成する専門学校や短期大学に入学し、所定の単位を修得しなければなりません。つまり実務経験こそ不要ですが、簡単に歯科衛生士になれるというわけではないのです。
東京、神奈川、千葉、埼玉などの首都圏や大阪、札幌、名古屋、仙台、広島、福岡など人口の多い地方都市では、歯科衛生士の需要は高く、転職の成功率も高くなります。歯科衛生士が人気の秘密は、看護士と比べた場合に夜勤がなく、勤務時間が比較的規則正しい点にありますが、看護士と比べて職業に対する使命感に乏しいためか、結婚を機に退職してしまい、そのまま復職しないケースも多々あります。寿退社による離職率が高いおかげで、人口の多い都市での歯科衛生士の需要は高止まりを見せており、これが女性の転職に有利な資格と言われるゆえんでもあります。
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